2007年11月

Lost Voice From Soul City U.S.A.

ザ・スピードボールズにワタクシ、バンマネU野が参加するようになった20年前、一枚のLPを借りたんですね。それが、歌も演奏も楽曲も最高、世間の評価も遅ればせながらもめちゃめちゃ高い(当然)Spencer Wigginsの『SOUL CITY U.S.A.』。その後バンドで「He Is Too Old」,「The Power Of A Woman」, 「Cry To Me」等を演奏するようになり、ワタクシもソウルギターの腕をメキメキ上げていったのでありました(自分比較)。ブルーズバンドでギターソロもカッコイイけど、素晴らしい歌の横でグッとくるリフを絶妙のタイミングと音量(これがまた難しい)でクイっと入れるのがねーギター弾き的にはたまらんのよねーと当時のワタシは繰り返し聴いたものでした。後にスペンサー・ウィギンスのバックのギターがデュアン・オールマンだったと聞いて吃驚、20年間途切れることなく聴いております。

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♪オール(ド)フレーン(ド) ユーアスクミーイ イフアイミスハー(感涙)

ところで、彼のホームページらしきものも発見。  http://home.online.no/~rblomqui/swiggins/index.htm

テキサス

ザ・スピードボールズを語る上で外せないのが『テキサス』なんだけど、一般的なイメージってイマイチですよねえ。馬鹿でかいステーキ、薄いビール、牧場にテンガロンハット、砂漠、NASA、ドクター・ペッパー、アラモの砦、パリ・テキサス、ダラスの熱い日、カントリーミュージックを聞く保守的な白人夫婦、ブッシュ一族...。

そんな、やや重ため&垢抜けないイメージでワタシ自身行きたいかというと、ちょっと二の足を踏んでしまうテキサス(笑)ですが、テキサス出身のギター・ピッカーズの面々の素晴らしいこと。T・ボーン・ウォーカー、ゲイトマウス・ブラウン、アルバート・コリンズ、ジョニーギターワトソン、ライトニン・ホプキンス、ピー・ウィー・クレイトン、ゴリーカーター、ズズ・ボーリン、クラレンス兄弟、それらのスタイルは同時代のシカゴやら他のそれに比べても、なんとなくオシャレというかファンキーというかジャジーというかロックっぽいというか軽めというか洗練されているというかガツンとくるというか。なんでだろ?

カリフォルニア、ルイジアナ(ニュー・オーリンズ)のような両隣の州の影響を程よく受けているからか。あんまり関係ないか。なんか、とりとめもない話になってきたぞ(笑)。

あ、T・ボーンが素晴らしすぎて、そのスタイルを取り入れているからか。ちゃんちゃん(笑)。

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長年愛用しているクリップ入れ。なぜかテキサス州型(笑)。

ご無沙汰しております

かなり寒くなってまいりましたが、皆様お元気にお過ごしでしょうか。こんなに更新をしないで何をしているかというとバンドは練習をしております。メムバーそれなりに忙しい中、時間やりくりして集まっては、あーだ、こーだやっております。お見せできる日まで。ご期待ください!
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Cool & Warm

寒くなってくると、この方の歌が沁みるのは、決して『Merry Chrisimas Baby』だけのせいではないよ。都会の冬の夜、コートの襟を立てて足早に歩いているととどこからともなくチャールズ・ブラウンのクールで甘い声と、相棒ジョニー・ムーアの暖かいギターの弦の響きが聴こえてくる...
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1992年の5月にニューオーリンズで観た時もまるで40年代そのまんまの音で驚いた。リヴァーヴ感とかも!
プロフィール

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