2006年10月

ミドルマンになりたい

J Popは嫌いじゃない。基本的にウタモノが好きなんで、日本語だと入りやすい。という訳で、家に居ると結構「スペースシャワー」とか「MTV Japan」のチャンネルを選んでしまっている。始終真剣に見てる訳じゃないんだけど。ただね、物凄い数のバンドや歌手がいるのに改めて驚くよ。それこそ憶えられないくらい。出てくる出てくる。毎日新しい人たちがデビューしては消えていってしまってる。消えてどこ行くんだよ、ってくらい。イメージはコンピュータのデータの削除→ゴミ箱行き。

レコーディングの技術が進んだおかげで昔のように長~くスタジオに篭ったりする必要も(楽しみも)なくて、お陰で時間もコストも減って会社は楽になった。要は安く、大量に作りあげることができるようになった訳だ、音楽を。聴く側もCD屋さんにわざわざ行く必要もなく、ステレオ(古っ)もパソコンさえも要らない。電車の中で携帯にダウンロードしてすぐにイヤホンで聴くことができる。お手軽になった訳だ、音楽が。

何が起きると思う?売る側。耳障りの良い、カラオケで歌いやすい(イントロが短くて、いきなりサビから始まるような曲が多いよな)、簡単でゴロ合わせの手っ取り早く”癒される”(オエっ、この言葉もう沢山だっ!)メッセージ(世界にひとつだけとか、君は大丈夫だよとか、なんの根拠があるんじゃ!みたいな歌詞)で短い期間でいい、そこそこ売れればいいような曲ばかりが溢れる様になり、たまたま何曲かヒットすれば会社はバンザイ!数撃ちゃなんとか?あとはマーケティングよ、みたいな?センス。今何が流行ってる?何が来そう?今うどんが来てます。よしうどんの曲を売り出そう!売れるぞ...ヤッタ! っておいおい...。

聞く側。ファーストフードでお手軽に詰め込むような音聴き。じっくり音楽を聴かなくなる。昔(オヤジ話だ)はレコード(欲しいモノがまた見つからず一苦労)を買ったら、キャセッツ!に落として、繰り返しじっくり聴いたものです、ハイ。そうすると、音楽を消化する力がつく。ゆっくり味わってご飯を食べるのと同じ。そうすると、本当の音楽のよさを見極める力力こぶがつく。いままで感じることのできなかったことが感じられるようになる。それは発見。発見は楽しい。頭が上を向く。そしてそれは生きる力力こぶになる!!!”永遠に愛している”とか”君は大丈夫だよ”なんて言葉で癒される必要はない、はず。

と、ここまで書いてきて、売る側と大半の聞く側のニーズがピッタリでいいじゃん、文句言うなよ、というような気にもなってきた(涙)。

違う違う、それじゃ音楽が可哀想だよ。太古の昔から人間とトモダチだった音楽をもっと大事にしようよ。ポイ捨て禁止。あと犬犬もね。ポイ捨て禁止。

なんか中途半端。スマン。

Special Thanks to "MIDDLE MAN" by PONTIAC BLUES

初期型Q

凄い!ファーガーソンのギターとか色々もちろんありますが、コーラスのツヤツヤ感が素晴しい。最近のQにないところかなと。
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あと、若い力こぶので精力満載でグイグイ押してくる感じも感涙。やはりひとつの理想型の音がここに。。。

馬年?なわけないし

遅ればせながら、ニール・ヤングの映画にハマった。今の自分らよりも、20近く上のいい歳のおっさんたちが、ライブの際に他のメンバーがとちったり、ハーモニーが決まらないという事に本気で怒って、喧嘩しているシーンに感銘、そしてジェラシー。ニールが30年間も一緒にやっているメンバーに向かって「練習しろよ!テープを聴け!」みたいなことを言うんだ。「こういうバンドは解散しないんだよなあ。」

丁度、CKB横山剣さんがインタヴューで、「最近のバンドは3年位で解散するのが多いけど、もうちょっと頑張ればいいのにニャー。」と言っていたのに感銘を受けていたんで、どこか重なったような気がしたのです。
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ガレージだねえ。
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