2006年06月

One man's simple is another man's 'huh' ?

先日、藤沢でのライブが終わってみたら、思ったほど疲れていないことに我ながら驚いた。じゃなかったら、後藤兄弟と2時過ぎまで呑めない。一方で、土曜日のスタジオ練習は終わってみたら疲れている。消耗している。いつもやっとクルマを運転して帰っている。これは、コミュニケーションに使うエネルギーが大きいということか。自分のアタマやカラダで分かっていることをメンバーに伝えることの難しさよ...音楽の基礎を何にも知らないので、(身振り手振りで)「2番の最初のところでドカーンといったら次のSometimes♪のところですこーんと、いって...」、「G#m7thの次のコードはコレ(と押さえて見せてる)」、コレってナンだよ!コードの名前が分からない、でも弾いていたり。よく言えば、長嶋さん風ですが、周りのメムバーはたまったもんじゃないよなあ、ま、しょうがないか。

We will see you, when we get there.

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『ザ・スピードボールズ』は元々はアフロ・アメリカンの南部ソウルミュージックを中心に、たまにファンクや、ブルースの演奏をしていたバンドだった。アフロアメリカンミュージックを研究するサークルで活動をしていたので、その枠から外れたモノには手を出したことがなかった。あれから年は経ち、別れ別れになっていた連中も、仕事や家族を持って、音楽だけでなく、色々なものを吸収していて、みんなひとまわりもふたまわりも大きくなっていた。

再会はまさしく、こんな感じだった。


彼らと別れてから長い間、僕は音楽砂漠に迷い込んでいた。随分と長い間一人で右も左もわからず途中からはコンパスも利かなくなりあきらめかけていたところに、砂漠の彼方からHarpの音と共にYuta がやって来た。久しぶりに会う彼は、不思議な力を身につけており、僕の知らない珠玉の音楽達が埋もれている場所があると、教えてくれた。これからそこに行くんですよ、一緒にどうですか、と誘われて、二人で歩いていたら北の方向からChucky がSaxを背負ってやって来た。仙台に迷い込んでいたらしい。再会を喜び、三人で砂漠を歩き出すと、オアシスで若山さんがくつろいでいた。くつろいでいた彼には悪いのだけれど、もう一度一緒に行かないかと誘った。砂漠を歩き続けるにはどうしても彼のBassが必要だった。そして、次第に音楽砂漠の見えない道しるべが見えるようになってきた4人がたどり着いたのは、魚の美味しい、島酒が豊富な『まぁやぁ』というお店だった。そこのマスターは実はDrumsを......

てなわけだ(笑)!!!


音楽砂漠の地中深くに埋もれてしまって、忘れ去られそうになっている名曲の数々を、僕達は自前の探知機を頼りに発掘し始めた。はじめてみたら、改めてその砂漠の広さに驚いた。振り向くな、俺達、きっとそこに辿りつける、いつか。

6月10日

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Set List on June 10 2006
1. Mouthwaterin' - NRBQ - Chucky, Yuta, Ueno
2. Guitar In My Hand - Clarence "Gatemouth" Brown - Ueno, Chucky
3. Bad Boy - Doug Sahm (Lil Armstrong) - Chucky
4. Let's Get It On - Marvin Gay - Chucky !!!
5. Sittin' In The Park - Billy Stewart
6. It Comes To Me Naturally - NRBQ - Yuta !!, Chucky
7. Do Something For Me - Doug Sahm - Chucky
8. Next Time You See Me - Junior Parker - Ueno, Yuta, Chucky
9. Rumble - Link Wray - Yuta !!!!
<encore>
10. Sincerely - The Moonglows - Mojao on falsetto !
11. Ramrod - The Challengers - Surfin' Chucky スノボー

バンドビラ Part 3

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もう止まらないかも。昼休みはコレばっか!

ワタシ・バンマネもようやく登場。

バンドビラ Part2

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ライブ情報を入れたヴァージョン。
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